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温泉を愛する全ての人と、そうでもない人へ
by yadoblog
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色の白いは質難隠す? 無理だなぁーw
かつて首都圏に住んでいた頃の事。
何か甘いものを食べたいと言うことで、とある大手洋菓子店の経営する ”パーラー”に入った。

連れは紅茶党、特にミルクティー派だ。
店でよくあるケースがミルクティーを頼むとコーヒークリームを添えてくる事。
正直言ってあれはミルクティーではない。
白ければいいというものではない。

メニューを見ながら「ここ、コーヒークリームつけてくるんだよネ」と軽く呟いた。
ミルクティにコーヒークリームを添えてくるのだ。

本人がそれでOKならば問題はないのだが、
牛乳を入れるミルクティーを好きなのだ。

アイスミルクもホットミルクもメニューにあるので、
スタッフにその気があれば紅茶にミルクを添えるのが可能なのはわかる。

しかし、俺も連れも飲食店で仕事をしていたので、同業者の気持ちはわかる。
当然同業者としては特殊なオーダーをしようとしている遠慮もある。
連れもとても仕事も配慮も出来る子だったので、非常に丁重に頼んでいた。

ミルクティーをコーヒークリームでなくて、ミルク(牛乳)で欲しい。



40歳前後の銀縁眼鏡をかけたヒョロりとした店長らしいその男性の一言に呆れた。


「そういうの聞いてるとぉ キリがないんでぇ」
と「あんた何言っちゃってんのぉ??」ってな感じの調子で言い放たれた。
お店が恐縮どころか、「お店的にはキリがない」オーダーをした連れがペコペコしてたほどだ。
ペコペコは言い過ぎかな?

「変なこと言っちゃってごめんなさい」
的に(*- -)(*_ _)ペコリ した。

連れは完全な紅茶党で、牛乳9割コーヒー1割程度でも苦手なのだ。
連れは感情を完全に押し殺して、レモンティーをオーダーした。

断るならば他にいくらでも言いようはあるはず。
無理がある表現でも、「あ 面倒なんだな」と理解をする。

大概バックスペースには既にクリームが注がれたミルクピッチャーが揃えてあるだろう。
別の小さなミルクピッチャーに紙パックから牛乳を注ぐのは一手間余計にかかる。
その辺のことは憶測ながらも容易に想像がつく。

言い様だと思う。

偶然そんなスタッフに当たってしまったのか、そういうスタッフ教育なのかは疑問だ。
まぁ、そんな経験は「(普通は)二度は無い」し「他に無かった」のでどうでもいい。
何度も行った店だけに残念だった。

「チョットそれは」と言う店は結構あるものである。
カビたケーキでキッチリと料金を取った(当時の今風の)小洒落ていた店や、シュガーポットから虫が登場した店もあった。

しかし件のパーラーは対応では紛れも無く、飲食店で味わった中で俺的には最低で最悪だった。
「キリがない」はねぇーーーーー。

外国からのゲストはコーヒーですら「クリームでなくてミルク」をオーダーなさることも多かったものである。

注:このネタはこのブログがスタートした時からいずれ使うつもりだったネタです。
  ただ、座ると何となく別のネタを書き始めていただけでw
by yadoblog | 2007-01-12 11:23 | NCB
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