「壁にかかったシャガールにもたれながら・・・
見下ろすハーバーライトの数を数えたら

明日の朝 白い船で 遠い大陸の果てまで・・・」





衣替えで物置部屋見たら、懐かしいもの出てきました。
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[Adam et Eve chasses du Paradis]


-Marc Chagall-



学生の時・・・
日曜の昼下がりに、っふと「青いシャガールの絵」が欲しくなって一日中渋谷や池袋探し回って買った絵。(って、もちろんポスターね)

買った時は絵の意味もわからず青い色彩もわずかで、妥協して買った感じだったけどシャガールって宗教画も結構描いてたんですね。

色彩表現や構図が独特なシャガールだけど、何より抽象的な表現が好きです。(顔とかも結構無表情ですね)

同じ「楽園を追われるアダムとイブ」ミケランジェロが有名だけど、旧約聖書を忠実に表現したミケランジェロの作品と比べると
抽象的で、宗教画であっても(いや、宗教画であるから)いろいろな解釈の見方をさせてくれる。インテリアとして飾っても可笑しくない宗教画。見てて飽きない絵です。

禁断の果実を食べて神の怒りに触れたアダムとイブ・・・

でも、この絵のアダムとイブの表情は希望に満ち、寄り添い合い、自らエデンを去りこの世界を目指そうとしているのではないか。追払おうとする天使の表情も二人を祝福しているかのように・・・(いや、あくまで個人的な見方です)
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知恵の実を食べて知恵をつけた人間が目指すものは・・・
神への許しを請うのか・・・自らが神になる事を願うのか・・・
エデンは人間にとって本当に楽園なのか・・・
人は使徒を全て倒した後、EVAをどうするつもりなのか・・・ |∀・)

ここら辺の話って、生命の実とか、現罪とか、善と悪とか、不老不死・出産と死とかいろんな解釈あって、面白いですね。

学生の頃は、そんな事を考えながらよくこの絵を一晩中見ていたなぁ~
っと昔を思い出し、また物置部屋に仕舞っておきました。

っつか、今の部屋は絵を飾る雰囲気ではないんで・・・あれから奴らの仲間がまた増えて(30匹増量中)、ついにポチの生活圏をも脅かすようになってきました。

by ぽちっとな
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by yadoblog | 2005-11-02 00:35 | misc
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