温泉を愛する全ての人と、そうでもない人へ
by yadoblog
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コスメティックバイオレンス
住居も職場も同じ場所だと気分の切り替えが結構難しい。
寝ている建物と働いている建物が同じだと、見るものに変化がないからだろう。

車で出かけても、遠出をしない限りは道中同じ景色だ。
何かと同じ所に寄り歩くので、一層区別がつかない。

自分は朝風呂を出た後、コロンを手首の裏に少しだけつける。
これで、鼻から休日感を吹き込む。
手首のあたりだと、必要があれば洗い流すことが出来る。
公害ならぬ”香害”になりかねない。


さて、旅館ホテルの部屋というのは個室であり公室でもある。
宿泊日はその方のためのスペースになるが、チェックアウト後はそうでなくなる。

困る置き土産が”臭(にお)い”である。
香りとせずにあえて臭いとさせて戴いた。

女性をイメージする方が多いと思う。
たしかに女性にも香水や化粧品などで思いの他香り成分の強いものをつけている方もいらっしゃる。
しかし、自分の経験上では女性が身に着けているものの香りはまず残らない。
比較的簡単に抜ける。

きついのは男性用整髪料。
温泉に入ってのんびりするのにギラギラに整髪料をつけるのは身だしなみの習慣だろうか。
あの臭いは凄く残る。
たばこの臭いなんてレベルのものではない。
浴衣はまず使い物にならなくなる。

枕を初めとする寝具は臭いが残る代表格だが、それは一式外して当分使わなければ済む。
徹底的に干す。
干しまくる。

枕は屋内の日の当たる部分に数ヶ月出しっぱなしにする。
それでも一ヶ月ではまず抜けず、かすかに残る。

寝具は替えがそれなりにあるが、その部屋だけ箱ごと入れ替えるわけにはいかない。

旅館の部屋は ”売り物”だが
”売り切り”でなく ”レンタル”である。
返す時は現状復帰なんてことは言わないが、
非常に消し難い臭いだけは勘弁して欲しい。

「言えばいい」と思う方もいらっしゃると思う。

他の方のためにはそうしなければいけないのだが、中々...。
毎度毎度の方の場合は、泣く泣く空室状態を数日間続けておく。

”身のたしなみ”でなく、”乱し”波になりかけている気もする。
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by yadoblog | 2007-05-01 10:45 | NCB