ずっと続いていた異常気象。
まさか!と言う頃になって松茸も採れたらしい。
ここ数日台風と言う言葉が天気予報の中で欠かせない状態だ。
鹿教湯も昨日あたりから雨が続いている。
「せっかくの紅葉なのに...」
っと嘆かないで頂きたい。
むしろ風を伴わない雨は歓迎に値すると思っている。
なぜか
紅葉は見る時間によって全然色合いを変える。
西日の紅葉は凄まじい色を叩き出す。
一方、晴れた午前中は情けないほどの色になってしまう。
ところが、雨の日は例外。
濡れた紅葉はしっとりとした艶やかさを滲ませる。
近づいて行くと、濡れた表面が弱い光を反射してツヤっぽく光る。
本日現在、五台橋の下流の辺の紅葉が見頃を迎えている。
艶やかさを競うかの様に色づいている。
年によって紅葉の仕方も、色づく順番や時期も異なったりする。
秋雨は寒さを増幅させるけれど、紅葉を楽しむ時間も増幅してくれる。
雨の日の宿泊は紅葉狩りにとって、「一晩で二度おいしい」のだ。
朝、雨が降っていたら「大ラッキー」と考えよう。
だって、お願いしても太陽は引っ込んではくれないんだから。